バイオリンの松脂の塗り方(プロバイオリニストのおすすめ!)
今回は、バイオリン歴2○年のプロのバイオリニスト(管理人)がオススメする、
松脂の塗り方をご紹介します。
以下の動画をご覧ください。
だいたい90分練習で、1〜2往復くらいです。
初心者のうちは松脂のつけ過ぎに注意しましょう。
まだ、バイオリンを習いたての時は、ガツガツと激しい曲は弾かないですね(^-^;
あまり沢山松脂を付けると、
・音がガサガサする。(特に分数楽器。)
・演奏すると、弓の毛の部分から松脂の粉が大量に落ちて、バイオリンが白くなる。
原因になります。
薄く付けるイメージで1〜2往復しましょう。
基本的に
・弾いている時に、粉が飛び散る→松脂をつけ過ぎ。
・弾いている時に、音がスカスカすべって鳴らないor音が小さい→松脂を付けなさすぎです。
松脂は、付けたてが一番良い音がしますから、練習前に1〜2往復すると良いですね。
弓の毛のハシの部分も塗り忘れのないようにしましょう。。
余分な弓の毛についた、松脂はティッシュで1〜2往復して落とします。
弓の毛を、指ではじいて余分な松脂を落とすやり方はおススメしません。
手や指は、自分が思っている以上に汚れているので、
弓の毛を触ると、黒くなってしまいます。黒くなった部分は、音が出にくくなります。
いったん、黒くなってしまった毛は、毛替えするまで黒くなってしまいますから、あまり弓の毛は触らない方が良いです。
また、弓の毛を指ではじくのは、弓の木の部分に負担がかかりますので、良くないと思います。
実際それで弓を折ってしまった人がいるんですよ(:_;)気を付けましょう。
毛替えした後の弓は、割と強く塗りましょう。
ガシガシ塗っていくイメージです。
一番よく使う、
元と先を30往復
真ん中を20往復
全体を3〜5往復くらいします。
↓
弓のハシの部分を塗る。
↓
ティッシュで余分な粉をオフする。
これで、松脂が上手く塗れたと思います!