バイオリンの姿勢を見直そう

バイオリンの弓の貼り方、張り具合【おすすめ】

バイオリンの弓の貼り方、張り具合【おすすめ】

今回は、おすすめの弓の張り具合を紹介したいと思います。
以下の動画をご覧ください。

 

 

弓の木1本分より少し張る。

 

弓の木の部分はそれぞれ個体差があって、細かったり、太かったり色々あります。

 

弓の張り具合も、弓の木の部分の太さによって、変わって行きます。

 

だいたいの目安で、今使っている弓の木1本分よりも少し張るくらいが良いと基本的には言われています。

 

弾くのに慣れたら、さらに弓を張ってみる。

 

演奏している時に、

 

・弓が、暴れなくなってきた。(弾きたい弦をしっかりと、弾けるようになってきた。)
・弓が震えなくなってきた。
などと、弾くのに慣れてきたら、さらに少しだけ弓を張って弾いてみましょう。

 

少し見にくいかもしれませんが、20世紀の巨匠達や、いまのほとんどのバイオリニストは、結構弓を張っています。

 

・音にハリが出る。
・バイオリンから出る音が、遠くまで飛んで行きやすい。
・スタッカートなどの音が飛ばしやすい。

 

などというメリットがあります。

 

ただ、デメリットもあります。

 

・大きい音を出す時に、弓の毛を結構張っていると、弓の毛が弦に対して反発するため、音が出にくい。
・弓の毛をたくさん張ると、容易に弓の毛をたゆませられない。(弓がしならない。)
弓の毛を、たゆませないと弾けない表現の音→溜め音や、ねばったような表現の音が出にくい。
・力の弱い人が無理に弓を張ると、音が小さくなる。

 

などです。

 

お子さんや、私みたいに力が弱い人なら、気持ちちょっと張るくらい。やはり弓の木1本分より少し張るくらいが丁度いいと思いますが、
色々と試してみて下さい。

 

 

メリット、デメリットを理解した上で、弓を張ったり、ゆるめたりしながら自分の一番合った弓の張り具合を探して見て下さいね♪