バイオリン弾き方.com

バイオリンの右手を柔らかくする究極の弓の持ち方

バイオリンの右手を柔らかくする究極の弓の持ち方

バイオリンを弾く時に、正しく弓が持てていると右手の重心の移動がし易くなる為、
右手が柔らかく使えるようになって行きます。

 

私の音楽留学先のウィーンでは、右手の研究が良くされていてウィーン独自のメソッドがありました。

 

ウィーンで以下の通りに習った右手の持ち方をすると、弓が軽くなった感覚がありましたよ!
ぜひ、やってみて下さいね♪

 

 

ウィーンで習った右手の弓の持ち方。コツは3本の指を意識して持つ!

ユーチューブ動画も参考にして下さい。

 

上のサムネイル画像のように、
5本すべての指の関節突っ張らずに曲がった状態で行ってくださいね♪
右手の弓を持つ際に重要な、親指、中指、薬指の3点の軸を安定させる為に、以下のポイント1〜3を参考にして下さい。↓

親指と、中指に輪っかを作るように持つ。

下の写真のように、中指は第一関節、親指は爪のすぐ後ろに持ちます。

 

次にバランスを取るのが難しいですが、
中指と親指だけ輪っかを作って弓を持ちます。
弓が落ちそうになったり、グラグラと左右に動いたりしないように持ちましょう。
なぜグラグラしてはいけないのかと言うと、グラグラしていたら完全に弓を持てていないという事だからです。
下の写真を参考に(*^-^*)

上の写真のように、いきなり2本で弓を持っても、最初はバランスが取れず上手く出来ないと思います。
しかし、バランスを取って毎日5分これをやってみて下さい。
指の筋肉が発達して出来るようになって行きます。

 

薬指を指一本分離してそっと置く。

薬指も第一関節の所を弓につけて持ちます。
下の写真を参考に3本の指で弓を持ってみましょう

 

今度は下の写真を御覧下さい。弓を縦にして、
中指、薬指、親指の3本の指で持って、こちらも弓がグラグラしないように注意しながら持って下さい。

 

3本の指で弓を持てるようにする事は大事です。
なぜかと言うと、
基本的にこの3本の指が軸になり、元へ行くときは小指重心になって、先に行くときは人差し指重心になります。
3本がしっかりとした軸になっていないと、ボーイングした時の重心の移動小指から人差し指への渡しが上手くいかないんです。

 

3本の指が安定したら他の指も置く。

 

 

小指は軽く、丸くなるように弓の上にのせて、
人差し指は第一関節と第二関節の間にくるように持ちます。

 

 

実はほとんどの教本に、3本或いは2本の指で持つことを書いてあるんですよね(^-^;
しかし、それを飛ばして弓を持ってしまったり、3本の指の重要性の意識が甘いと、
5本の指全部で持っても、グラグラしてしまって3本の指弓を持つことができません。

 

ぜひ、コツを掴んでやってみて下さい♪