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膝のバネを使おう!【バイオリンを弾く】

曲を弾くのに慣れて来ていても、慣れて来ていなくても

 

足(膝)のバネを使いながら曲を弾くと上達の手助けになります♪

 

なぜかと言うと、
バイオリンは両手だけで弾いてる訳ではなくて体全体で弾くものだからです♪

 

足の重心移動で身体が動く事によって、普段弾いている曲にも動きが出て来ます。
その結果、音楽的な表現もし易くなりますね。

 

とは言っても最初は意識的に動かさないと、足を動かす事が出来ません。
「どう動かせばいいのか?」
最初のうちは難しいのです。

 

しかし、1曲でも足の動かし方について
研究したら、足の重心移動の仕方が分かるようになってきますよ(^^♪

 

足の動かし方や、膝のバネについても動画にアップしました。↓
動画だと分かりやすいと思うので、ぜひチェックして見て下さいね♪↓

 

上の動画で、足や膝の重心移動に注目して見て下さい。

 

簡単な曲で膝のバネの研究をしましょう。

 

 

基本的には、重要な音で膝のバネを使います。
足の踏み込む力を使って充実させた音を作るためです。

 

【どのように動かすか】

 

まずは、足を動かすことから。

足の膝がピン!と張っていては、動かすことができませんし、かかと重心になってしまいます。
すると、だんだん後ろに体全体が倒れて行ってしまいます。

 

足が突っ張ったままで、かかと重心で弾いていると、重心の移動が出来ないだけでなく、

 

後ろにフラフラと倒れるようになってしまい、結果フラフラした音になってしまいます。

 

ですので、

 

つま先重心、前のめり、膝は突っ張った状態から1センチ前に曲げると良いです。

 

すると、身体が安定するだけでなく、膝も使えて重要な音に向かって進んでいくような良い演奏になっていきます。

 

 

重心の移動

 

まず、開放弦のボーイングの練習でゆっくり重心の移動をしてみましょう♪
ダウンボウ左足重心。
アップボウ真ん中重心に。
身体を揺らしてみましょう。

 

それが出来たら音階を弾きながら、
ダウンボウ左足重心。
アップボウ真ん中重心に。
身体を揺らして弾きます。
歌を歌ってるように、左右横に揺れながらバイオリンを弾いて見てくださいね(^^♪

 

重要な音の前で左膝を曲げる

 

今度は重要な音で左膝を使う練習です。

 

重要な音に向かって左膝を曲げるんです。
間違えがちですが、重要な音になってから、足を曲げるのでは遅いんです。

 

重要な音の前で膝を曲げて、重要な音で膝を伸ばします。
すると、音がポーンと外に出ます。

 

 

 

足の重心の移動と膝のバネを組み合わせて弾く

 

膝のバネと重心の移動を一緒に使ってみましょう♪

 

 

最初は右足重心にして、重要な音、フレーズの頂点に向かい徐々に左足重心にして行きます。
そして、重要な音ので膝を曲げて、重要な音で膝を伸ばします。

 

 

 

バイオリニストの足を見て

 

どこで、どう動いたか楽譜に細かく書き込んだり、真似をしましょう。

 

面倒ですが、簡単な曲でもいいので、
そのような練習をすると、違う曲でも
どこでどのように動いていいのかが
わかってきます。

 

最初は考えながらゆっくり練習して下さい。

 

わかりやすい動画がこちらにもあります。
0:27から注目して見て下さいね。

 

 

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