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バイオリンの音程の取り方と練習【初心者の場合】

バイオリンの音程の取り方と練習【初心者の場合】

バイオリンは自分で音程を作っていく楽器ですね。
そして0.1ミリでも
指の押さえ方が悪いと
音が違ってしまう。とても繊細な楽器なんです。

 

「音程が安定するには3年かかる。」

 

と言われています。

 

短いと思いますか?長いと思いますか?

 

ちなみに右手は

 

「右手を上手に動かせるようになるには一生かかる。」
言われていますから

 

右手に比べれば3年なんて、あっという間だなあと私は思います。

 

前向きに音程を取る練習を頑張りましょう(*^-^*)

 

まず、音程の良し悪しがわかる事が大切

 

自分の音程が正しいか?正しくないのか。
判断する練習をしましょう。

ピアノの音や、音程の良いCDを沢山聞きましょう。

 

子供の場合、教本の付属されているCD
毎日聞くだけで音程の良し悪しが分かるようになっていきます。

 

また、音程の良いバイオリンの先生に習うのも、もちろん大事です(^-^;

 

さらに、ピアノを習うとより音程の良し悪しが分かるようになります。

 

大人の方は、分からない場合はチューナーを頼りにした方が良いです。

 

音程の良し悪しが分かる方でピアノをお持ちなら、録音したピアノの音を聞きながら、
もしくはピアノを弾いて音程を確かめながら音階練習をすると良いでしょう。

 

音程の取りの練習をする

ピアノの音など、良い音を聞いたら
その音を記憶して想像します。
そして、音程を取ります。

 

上手くいかなくても何度も良い音程で取れるように
繰り返し練習します。

 

良い音程で取れたら、前の音からもう一度チャレンジします。
つまり
地道な部分練習&反復練習です。

 

この時注意して欲しいのですが、音を押さえたら、そこから動かさないようにしましょう。
私はよく
「音程をさぐらないように!」
と指摘しています。

 

 

【ご家庭での練習の仕方】

 

子供の場合は、(個人差はあるけど、小学生くらいまでかな。)
練習の時に、先生や親が子供の音程を注意してあげましょう。

 

子供がバイオリンを弾いている時に、一緒にピアノを弾いてあげると良いと思います。

 

バイオリンは、親が付きっきりで見てあげないといけないので親も大変ですね。

 

そして、親が音楽歴があったり音大出身であれば良いですよね。

 

本人は他人の音程が悪いのは分かるのに
自分の音程は聞けていないという事が多いです。

 

指摘してもらえるのは、助かる事ですね。

 

親が素人で音程が分からない場合は、チューナーを見て子供に指摘してあげると良いでしょう。
しかし、チューナーは正確ではない為、本人が自分で

 

「どうにかしなきゃいけない!!」

 

と危機管理を持たなければいけません。
注意深くCDやピアノの音に耳を澄ませましょう。

 

親が音程が分からなくても、たくさんバイオリニストの音を聞いている子や、
ピアノ、ソルフェージュをしっかりとやっている子は自分で音程がわかるようになっていきます。

 

意外と、親が音程がわかると頼りすぎて
「自分で音程をよくしなきゃ!」

 

 

と危機管理を抱くのに時間がかかります。(私がそうだった。(^-^;)
親が音程が分かってもわからなくても

 

本人が「今自分で弾いた音は高かったな。低かったな。」などと反省して
直すことが一番の上達の近道になります。

 

大人の方も、今自分の音程は正確なのか?それとも低かったか、高かったか?

 

常に「音程は正しいか?」よく意識して練習しましょう。