音楽史から考えるバイオリン演奏。人間が作り出した最初の楽器とは?
前半は太鼓の誕生について、後半はバイオリン講師である私が
太鼓から考えるバイオリンの音の出し方を書きました♪
人類における楽器のはじまりについて
人間が音を出すという事を覚えたのは何万年も前からです。
何万年も前の時代はまさにサバイバル。
畑を耕すことすら知らない時代です。
・狩りをする
・木の実をとって食べるという事をして暮らしていた時代と言われています。
そんな何万年も前の時代
太鼓が人類で初めて作った最初の楽器だろうと言われています。
バイオリンは今の形になったのは1600年ごろと言われていますから新しい楽器です。
時代は違いますが共通点はあります。
太鼓は中が空洞、バイオリンも空洞そこは共通していますね。
中が空洞であることによって、中の空気に圧力差が生じて
楽器全体に震えがおこり、大きな音が出ます。
大昔の人(旧石器時代?)が作った太鼓と、
バイオリンの共通点を知れるのはなんだかロマンを感じます(*^-^*)
昔の人の太鼓の役割とは?
合図として太鼓は大きな音が出せます。
昔の人は、今みたいに電子音などが無い中
今よりもっと静かな音の時代だったと考えられます。
太鼓の誕生によって大きくなりひびく音を得られました。
大昔の人にとって、太鼓は特別な存在でした。
・狩りに行くとき
・人々を集めるとき
太鼓をたたけばわざわざ走って人を呼びに行く必要もありません。
太鼓を神様との意思疎通として
昔の人は、天気予報など無い時代ですから
嵐をしずめるなどの魔除けのために太鼓をたたいたり、
土地を耕すときは神の恵みを呼び寄せるためなどに太鼓をたたきました。
太鼓の音と言うのは目に見えないものに対し、意思疎通ができると信じられてきたそうです。
人類の努力によって今の便利な世の中になっていると改めて感じました。
ですが楽器の音で、神様と意思疎通ができるという考えは
今も残っているなとも思いました。
教会で神様に祈りを捧げるミサの時間、
現代でもパイプオルガンが奏でられています。
音と人類の関わりってなんだかとっても面白いです。
太鼓から考えるバイオリンの音の出し方
※文章だけだと分かりにくいと思います。
動画にしてほしい方は動画を載せてみますのでご連絡してください♪
昔の人は、まだドレミファソラシドが無い時代、太鼓の音。
つまりリズムによって人間同士で意思疎通を図りました。
「大昔の人は、太鼓のリズムによって意思疎通を図ってきたんだよ。
人間にとって心地良いと感じる、正確なリズムでバイオリンを弾きなさいね。」
とバイオリンニストの徳永先生に教えて貰ったことがあります。
音楽の三大要素は、メロディー、ハーモニー、リズムです。
私はその時メロディー、ハーモニー、にばかり意識して練習していましたので
心地よいリズムとはなんだろう?と考えるきっかけになりました。
【リズムを正確に弾くコツ】
一小節目の最初の音にバイオリンでアクセントを置きながら練習し、拍感を鍛えます。
バイオリンを弾いているときに
リズムの難しい所は手拍子を打ってから、弾きます。
【バイオリンを振動させる】
バイオリンを振動させるために、
弦の振動を止めないように練習をしましょう。
太鼓をたたいてみるとわかりますが、
太鼓が振動させないように手で押さえながら叩くと、響きません。
バイオリンを弾くと弦がかすかに振動しているのが見えます。
その振動を、目で確認して、より大きく弦が震えるようにボーイングの練習をします。
音程や弾き方が悪いと弦が振動してくれません。
弦の振動を見ながら練習をします♪
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◆バイオリンのインナーカーボンは1本持っておくと便利です。
インナーカーボンの弓は、木の中に衝撃に強いカーボンの芯が入っています。
重さ、角度、弾きやすいように計算されています。
弓は重たい弓や軽い弓があります。
・重たい弓→固くしっかりした音が出やすく、弓が震えにくい。初心者には疲れやすくて向かないと思います。
・軽い弓→スタッカートがしやすくて、よく弾み弓のコントロールがしやすい。
ただ、軽い分、弓が弦に乗りにくいです。
インナーカーボンは、両方のいい所を持ち合わせた丈夫な弓です。
弓というのは消耗品なので、プロは本番用の弓と練習用の弓と2本持っています。
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