バイオリンの姿勢を見直そう

初めてのバイオリンのビブラートのかけ方【腕から】

今回は左腕からビブラートをかける方法をお伝えします!

 

ビブラートは、自分の思い通りにかけられるまで個人差はありますが
2カ月以上の時間がかかります。

 

すぐに上手くかからなくても、あきらめずにビブラート練習して下さいね!

 

初めてビブラートをする場合は、手首からのビブラート練習からではなく、
スタンダードな左腕からのビブラートを先に練習しましょう。

 

 

以下の@の動画を参考にして下さい。

 

@

 

左手の親指を外して、ビブラートをかけてみる。

 

 

@協力してくれる人にバイオリンのネックの部分を持ってもらう。

 

A左手の親指を外して、指先だけでぶら下がるように動かす。

 

※自分から見て、左右に動かすのではなく、ドアをノックするよう腕を動かしましょう。

 

※左腕(前腕部分)からのビブラート練習なので、手首が動かないようにします。

 

親指をそっと添えてビブラートをします。

 

ポイント1が出来たら、親指を添えてビブラート練習をしましょう。

 

動画では指番号1〜4までビブラートをかけていますが、
かかりやすい指からビブラート練習をするのもいいです(^^♪

 

例えば・・・

 

指番号 1番と4番は、ビブラートかかりにくい。(^-^;

 

指番号 2番と3番は、ビブラートかかり易い。(*^-^*)

 

ので、まず、2番、3番の指で、練習をするのもいいでしょう。

 

2番と3番がかかるようになったら、1番と4番を弾く時も、2番と3番をビブラートで動かすように意識すれば
ビブラートが、かかるようになって行きます。

 

これでほとんど、腕からのビブラートがかかります。

 

意外とシンプルですね。

 

 

ビブラート上達のコツは一人ひとり指の関節は違うので、本人が手本を見てビブラートを見よう見まねで動かすのが一番早く習得できます。

 

5年くらい前にアップロードしたビブラートで音階練習のAの動画も参考にして下さい。

 

A

 

 

腕の動きを確認する。

 

ビブラートがかかるようになってきたら、腕の動きが正しく動いているかチェックをしましょう。

 

@の動画で後半に説明している通り、

 

第三ポジションのレのビブラートかける為に

 

第三ポジションのレ→第一ポジションのシ

 

第三ポジションのレ→第二ポジションのド

 

第三ポジションのレ→半音下のド♯

 

とポジション移動をしながら、腕を動かしていきます。

 

最後に指先を、固定して

 

レ→ド♯→レ→ド♯…

 

と動かします。

 

指先を固定する時に動いてしまうのであれば、協力してくれる人に頼んで、

 

ビブラートをしている指先が動かないように、その指先(爪のあたり)を押さえてもらうといいでしょう。(*^-^*)

 

最終的に腕の動きはポジション移動している時にように動かして、指先はうごかないようにビブラート練習をして下さいね!

 

 

 

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