バイオリンの姿勢を見直そう

音楽性良く弾くコツ【バイオリン】

 

「音楽性良く弾きなさい。」
と言われても具体的にどのようにしたらいいか、わからない時ってありますよね(^-^;

 

今回は音楽性良く弾くコツについて紹介したいと思います。

 

以下の動画を参考にして下さい。

 

 

音域が上がったら気持ちも上げていき、下がったら気持ちも下げるように弾く。

 

階段の上り下りと一緒で、気持ちを(テンション)を音域によって上げたり下げたりするのは、結構エネルギーを使いますね。

 

とくに、跳躍する音。

 

とても低い音から、とても高い音に行くときは、時間をかけて上へ跳躍しましょう。

 

下るときは、時間は短くてもいいです。

 

特にアーフタクトを意識して弾く。

 

1拍目の前の音は、1拍目に向かっていくように弾きます。

 

4拍子の指揮を見て下さい。

 

 

基本的には、1拍目が1番大事です。そして、1拍目の前の4拍目が1拍目に向かっていかないと、音楽が途切れてしまうのです。

 

私は、
「宴会でやる3本締めみたいな演奏やめなさい。」

 

なんて言われた事があります。(笑)

 

それは「1拍目から音楽を考えているからよ。アーフタクトから考えなさい。」

 

と言われて表現が楽になりました。

 

西洋音楽はアーフタクトから音楽が始まっている場合が多く、日本民謡は1拍目から始まる曲が多いのだそうです。

 

そのせいか、日本人はアーフタクトに弱い。

 

特に1拍目の前の音が、短くなったり小さくなったりする人が多いのだそう。

 

本当かな?と思ったけど確かにそうだな。と思いました。

 

意識して聞いてみましょう(*^-^*)

 

フレーズを意識して弾きましょう。

 

フレーズは、読点や句読点みたいなものです。

 

やりすぎは良くないのですが、

 

フレーズの始まりは、勢いよく始めて終わりは少しゆっくり弾きます。

 

フレーズの始まりは大きくフレーズの終わりは弱くする事が多いですね。

 

また、フレーズは4小節や8小節が多いのですが、どこまでがフレーズかは自由に解釈して下さい♪

 

私は、ロシア音楽は1フレーズがすごく長い感じがします。(*^-^*)

 

他にも色々音楽性良く弾くコツはあります。

 

◆音が弓の返しで途切れないように。←初心者に多い。
◆強弱つける。(難しければ音階で練習。)
◆速度を変える
◆同じ音形が出てきたら、くどくならないように、サッサと弾く。
◆曲に物語を作って、想像しながら弾く。
◆楽曲分析する。
などなど…!

 

小さい子は、音楽性のセンスを磨くために、沢山良い演奏家の音楽を聴くと良いでしょう。(*^_^*)

 

 

 

 

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