バイオリニストにユダヤ人が多い理由。
私がよく聞くバイオリン二ストが
20世紀の巨匠たちが多いです。
そしてユダヤ人が多い。
例えば
●ヤッシャ・ハイフェツ
●アイザック・スターン
●ユーディ・メニューイン
●イツアーク・パールマン
●ヘンリク・シェリング などなど。
なぜバイオリニストに、ユダヤ人が多いのか気になって
以前から読もうと思っていたユダヤ式の教育関係の本を読みました。
ユダヤ式育児法↓
ユダヤ式家庭教育↓
この本を読んでユダヤ式の教育は聖書や聖典(タルムード)が基になってされていることを初めて知りました。
また長い迫害の歴史の中で、それに耐える力と知恵を蓄えることの重要性を
知ることが出来たそうです。
とくにタルムードでは、ユダヤ人の唯一の財産は知恵であることを教える話がいくつかあるそうです。
私が印象に残ったのは
・何でも先生に質問していくのが良い勉強法
日本のバイオリン教育では、「先生が右!」と言ったら「黙って右をむく。」事が多いです。
しかしユダヤの教育は母親が「教室では先生に質問しなさい」と言って行かせるそうです。
タルムードでは
「先生にたくさん質問しなさい。それによって理解する能力や教育効果が上がる。」
との教えがあるからだそうです。
なんとなく、先生には質問しづらいと思いますが、気になったら生徒さんたちもどんどん
私に質問してくれたら嬉しいなと思いました。
・英語を学ぶことの重要性
歴史的背景からユダヤ人は世界中に住み主に迫害によって放浪しなければいけませんでしたから英語は必然的に学んだそうです。今もユダヤ人は幼いころから英語を学ぶそうです。
せっかく言葉の壁のないバイオリンをやっていて、世界に行く機会もあるのに
英語が出来ないのはもったいないから勉強しようと思いました。
ユダヤ人が世界で多く活躍できる理由の一つも、二か国語以上話せる人が多いからだそう。
・成果ではなくてベストを尽くせたかどうかで判断する
良い点を子供に褒めるより、楽しんで勉強していたら喜んであげるのが大事。
これが、わたしにとって一番心に打たれました。
バイオリンコンクールでは成果で世の中の対応が違ってきたりしますから、
コンクールの結果に振り回されてしまいます。
私なんて、コンクールに受かったら万々歳!落ちたら数日寝込んで立ち上がれない時もありました。
ですが、コンクールはあくまで人生の手段だという事を忘れてはいけないと思いました。
結果よりベストを尽くせたかどうかで判断してあげると、次の挑戦も怖くなくなるそうです。
・人間は一生学ぶために生きているという事。
学びたい!というワクワクする気持ちが大切。
・民族としての誇りを持とう
日本は清潔で安全で寿命も世界一長いです。
優秀なバイオリニストも多い。
こうしたアイデンティティも忘れず誇らしく生きていきたいと思いました。
バイオリンはヨーロッパの音楽と思われがちですが、
日本人だからこそできるバイオリンの演奏もあります。
世界で戦っていくには、
日本人としてどう戦っていくか。
というのが大事なことだと留学して経験しました。
ユダヤ式教育本を読んで
ユダヤ式教育本を読んで、熱心な教育こそ大事な基礎なのだと再確認しました。
そして私自身も学ぶことにワクワクして生徒さんたちに、バイオリンに関しての知識や知恵を教えたいと思いました。
どちらの本もとても良い本でした!
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・軽い弓→スタッカートがしやすくて、よく弾み弓のコントロールがしやすい。
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