バイオリンコラム

バイオリンの伸び悩み スランプの乗り越え方。

バイオリンを熱心に取り組んでいる人ほど、スランプ(伸び悩み)や停滞期があります。

 

停滞している分にはまだ良いけど、スランプは結構つらいものです。

 

例えば

 

・今まで簡単に出来ていたことが出来なくなる。

 

・早いパッセージをすっ飛ばして弾いてしまう。

 

・練習していても思い通りに弾けない。

 

・フレーズの歌い方がいまいちピンとこない。

 

・結果が付いてこない(:_;)

 

などなど

 

まるで、何度練習しても空振りをしているような感触。

 

出口の見えないトンネルの中にいるような感覚に陥ることがあります。

 

私は大学1年の時に長い期間スランプに陥ったことがあります。

 

成績も練習しているのに伸びない状態。

 

いったい自分は毎日何しているんだろう。と思っていました。多分両親もそう思ったと思います。

 

「大きな壁が自分の前に来たことに喜びなさい。壁を越えられたら

 

一気に成長するよ。」

 

とバイオリンの先生に言われましたが

 

喜ぶ心の余裕なんてありませんでした。

 

「壁が超えられる日は来るのか?」と思いましたが
気付くと1年間くらいで壁を越えて安定して弾けるようになりました。

 

その後も時期は長くないのですが、
スランプが来ては遠ざかっていきの繰り返しです。

 

多分、バイオリン初心者の方も始めたころは、
新しい事の連続で最初は上達していく感覚がわかると思いますが、
やがて3、4巻に入ると最初の頃より上達のスピードが緩やかになっているのではないか?

 

と感じる人も出て来ます。そういう人ほど熱心でよく練習しています。

 

上手だけど、その先にいくのがやはり難しいんですね。

 

私がバイオリンの伸び悩みを克服した例

 

・バイオリンの基礎を振り返る。

 

私は幸い大学生の時から
少しずつ生徒さんにバイオリンを教えています。

 

普通は小学生で練習するクロイツェルやセブシックなど
私にとっては簡単なものを一緒に勉強しました。

 

それがすごく良い気分転換になります。

 

とくにセブシックのボーゲンテクニークは、
音大生出身でも少し難しいなという物があって、勉強した後は右手が楽になる感触があります。

 

自分には簡単に思える曲やテクニック本

 

・カイザー

 

・セブシック←おすすめ!色んな巻が出ているので

 

楽譜店で自分にあった楽譜を選んでみても良いかも。

 

・クロイツェル

 

などを活用して練習してみるのも良いでしょう。

 

なんとなく、ぐちゃぐちゃになった思考回路が整理されてくるような感じがします。

 

・今は伸び悩みの時期だと受け入れて取り組む。

 

外国人として初めてボリショイバレエ団のソリストを務めた

 

岩田守弘さんの

 

「良い時が重なっている時って結果は出るけど意外と成長していなくて、悪い時に絶対成長している!」

 

という言葉がすごく好きで私の心の中にいつもあります。動画がユーチューブに残っていて良かった。

 

世界的なバレエダンサーの岩田さん本人の口からこの言葉を聞くとジーンと来るんですよね。

 

うまくいっていない時の方が成長している。そう思うとスランプを喜べるようになりました。

上の動画は9分くらいから岩田さんの名言が聞けます。

 

 

・小さなバイオリン成功体験を重ねる

 

結果が出ない事を習慣にしてしまうと、負け癖がつく。

 

と思ったので、簡単そうなオーディションやコンクールを受けました。

 

大人になってしまうと、どのコンクールも大体難しいのですが

 

小さいコンクールでも賞がもらえるのはとっても気分が良いです。

 

優しい人に演奏を聴いてもらったりすると良いでしょう。

 

 

・友人や家族、先生に相談

 

友人や家族、先生に悩みを打ち明けてモヤモヤしている気分を晴らしましょう。

 

孤独時間の多いバイオリン時間では自分の中で、悩みが膨らんでいきがちです。

 

人に話すだけでも、少しは自分の気持ちが楽になると思うので

 

話すのも大事なことだと思います。

 

スランプの時期ほど自分を強くする

 

スランプは、向上心があったり努力を続けている人に起きますから、
悪い事ととらえないで、
ある意味、気持ちを楽にし伸び悩みの時期を受け入れましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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