おすすめの音階教本と練習の仕方【バイオリン】
20世紀最大の巨匠、ハイフェッツは
「私が1時間の練習を与えられたら、
50分は音階を弾き、残りの10分で曲を仕上げてみせる。」
という有名な名言がありますね(*^-^*)
もちろん、誇張表現が入ってますが、音階がとても大事!!って事が言いたかったんだと思います。
バイオリンを習い始めて間もなくても、プロになっても音階練習は欠かせません。
今回は、音階の練習の仕方と、おすすめの音階教本をご紹介したいと思います。
以下の動画を参考にして下さい。
まず、最初に手にすると良い音階教本は、
小野アンナ音階教本です。
少しずつポジションが上がっていくので、練習しやすいです。
日本で最も使われている音階教本のうちの1つですね。
※バイオリン習いたての方が、いきなり小野アンナ音階教本を弾くのは難しいです。
お使いの音階教本(篠崎、新しいバイオリン教本、スズキメソード)2巻までに出てくる音階が弾けてからでいいでしょう。
まず、スラーなしで一音ずつ、全音符(4拍数えながら)で弾きます。
スラーなしで、ゆっくり練習しましょう。
音程が安定するまでは、
ビブラート無し。ビブラート有り。の両方で練習できるといいですね。
小さいお子様だと、ゆっくり練習の方が大変かと思います。
バイオリンは、ゆっくり弾く方が、粗が目立つし、バイオリンが重く感じられて難しいものです。
気づけば倍速で弾いていたりするので、一緒に数えながら弾かせてあげます。
よく、私は、
「自分の音に癒されるようにして、弾いてごらん!」
と言います。
そして、カスれたり、他の線を弾いたり、ガサツな音にならないように耳を傾けるように言います。
まず最初に、音階でこの事に気を付けて弾く事で、曲を弾く時の音質が変わっていきます。
非常に大事な練習です。
最初は、子供たちも嫌々練習でも、
音がみるみる上質な音になるのが本人も分かってくるようなので、楽しく練習しているようです。
スラーなしで、注意深く練習が出来たら、スラーを、4、8、16個など増やしていきます。
弓の配分に気を付けましょう。
最初に弓を大きく使いすぎてしまうと、後で弓が足りなくなってしまいます。
最初は、自分が思ったよりも小さく弓を使うように心がけましょう。
◆明るく
◆悲しく
◆軽く
◆重々しく
◆強く、弱く
など色々な音で弾いて練習しましょう。
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◆音がよく、弾きやすいです。ハンドメイドの楽器です。インナーカーボンも付いています。
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◆バイオリンのインナーカーボンは1本持っておくと便利です。
インナーカーボンの弓は、木の中に衝撃に強いカーボンの芯が入っています。
重さ、角度、弾きやすいように計算されています。
弓は重たい弓や軽い弓があります。
・重たい弓→固くしっかりした音が出やすく、弓が震えにくい。初心者には疲れやすくて向かないと思います。
・軽い弓→スタッカートがしやすくて、よく弾み弓のコントロールがしやすい。
ただ、軽い分、弓が弦に乗りにくいです。
インナーカーボンは、両方のいい所を持ち合わせた丈夫な弓です。
弓というのは消耗品なので、プロは本番用の弓と練習用の弓と2本持っています。
プロでも一本持っておくといいでしょう。
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