右手首を使って移弦する方法【バイオリン】
右手首を使って移弦ができると、右腕や右肘をあまり動かさずに移弦ができます。
少ない右手の動きで移弦出来るので、
「弓を必要以上に動かしすぎて、弦の上で弓がブレて雑音が鳴ってしまう。」
「速いパッセージを弾いた後に、右腕が疲れてしまう。」
という悩みを解決する事が出来ます。
下の動画も参考にして下さい。
まず、同じ弦で手首を使って弾けるようにします。同じ弦で手首のみ使って弾く方法
それから、
G線→D線、D線→A線、A線→E線
自分から見て右へ移弦する時は、手首を右回しして弾きます。
E線→A線、A線→D線、D線→G線
自分から見て左に移弦する時は、手首を左回しして弾きます。
右手首を動かしたいのなら、右手の指を意識する!
と言うのを前回、同じ弦で手首のみ使って弾く方法
という記事でご説明したのですが、
今回も右手指を意識して練習します。
ダウンボウの時は指を曲げて、アップボウの時は指を伸ばして弾きます。
経験上、指を伸ばして弾くのは楽に弾けるのですが、
ダウンの時に、指を曲げる方が難しいです。
そんな時は、右手の手の平に注目してみましょう。
アップボウの時は手の平が下がり、ダウンボウの時は、手の平が上がります。
最初のうちは、ちゃんと正しいフォームになっているか、止まりながらでいいので、
指弓ができているか?手首が固定して動いているか?確認しながら練習しましょう。
テクニック集のクロイツェル13番、カイザー10番は手首を使って移弦をするためのページです。
(左手を重音で取る練習でもありますが、まずは右手首を柔らかく使う方法を習得しましょう。)
最初の4小節で良いので、手首が使えるように(ダウンボウの時は指を曲げて、アップボウの時は指を伸ばす。)してから、
最後のページまで練習すると良いでしょう。(*^_^*)
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◆バイオリンのインナーカーボンは1本持っておくと便利です。
インナーカーボンの弓は、木の中に衝撃に強いカーボンの芯が入っています。
重さ、角度、弾きやすいように計算されています。
弓は重たい弓や軽い弓があります。
・重たい弓→固くしっかりした音が出やすく、弓が震えにくい。初心者には疲れやすくて向かないと思います。
・軽い弓→スタッカートがしやすくて、よく弾み弓のコントロールがしやすい。
ただ、軽い分、弓が弦に乗りにくいです。
インナーカーボンは、両方のいい所を持ち合わせた丈夫な弓です。
弓というのは消耗品なので、プロは本番用の弓と練習用の弓と2本持っています。
プロでも一本持っておくといいでしょう。
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