管理人のバイオリン演奏動画

初めての大人用バイオリンの買い方!チェック項目10選!

 

初めてバイオリンを購入する時って

 

「どんなバイオリンを買えばいいんだろう?」
「値段をいくらぐらいにすればいいんだろう?」

 

と悩みますよね。(^-^;

 

バイオリンは高い買い物ですし、自分が探し求めている良いバイオリンと出会いたいですよね。

 

この記事では、予算の決め方から、後悔しないチェックポイントなどをいくつか紹介したいと思います。

 

私のオススメのバイオリンは、こちらになります。
→(>>おすすめのバイオリンたち<<)

 

お店に行く前に、予算を決めましょう。


お店に行く前に、予算を決めておくと良いと思います。

 

予算が決まったら、楽器屋さんに連絡して、その価格帯の楽器を出来るだけ多く用意してもらうと選択の幅が広がって良いです。

 

基本的には、高くなればなるほど音は良くなり弾きやすくなります。

 

バイオリンの値段は、職人のレベルや、木の材質などによって変わってくるからです。

 

ですが、必ずしも高い楽器だから安い楽器より鳴るという訳ではありません。

 

例えば、音大生がよく使う、
古い楽器で高値のバイオリンがありますが、(状態が良くて、古い楽器ほど価値が高い。)

 

コレクターが長期間保管していただけという楽器など
弾きこまれていなかったバイオリンは、いい音色を出すのが難しかったりします。

 

やはり、音を出して納得した上で購入しましょう。
高い楽器であれば、必ずバイオリンの音の分かる先生や知人と熟考を重ねた上で購入すると良いです。

 

以下の記事で、バイオインの値段、相場を紹介します。予算を決める時にお役立て下さい。

 

1万円前後のバイオリン

 

1万円前後のバイオリンは、最安値の価格帯と言えます。

 

私は、野外で撮影する時に買いました。(*^_^*)

 

おもちゃとして使うならいいと思います。音はバイオリンの音ではなくて、鼻が詰まったような音が出ます。

 

ペグが回らなくなったり、駒の位置がずれたり…

 

調整するのが結構難しいです。

 

気軽に始めるのならいいけど、もって1年くらいかな。

 

10万円前後のバイオリン

 

多くの初心者セットが10万円前後の価格帯で売り出しされています。大量生産品です。

 

音色は魅力的ではありませんが、
「続けられるか分からない。」
というスタートならこの価格帯がおすすめです。

 

ですが、バイオリンが上達していくと音のクオリティーや、音色に物足りなさを感じるかも。

 

 

30万円〜50万円

30万円以上出すと、ようやくバイオリンらしい音になります。

 

また、音色の違い、楽器の個性が出て来て、掘り出し物が多いのがこの価格帯からです。

 

ヨーロッパの1900年代初頭の楽器もあります。

 

奥行や、深みがでてくる。
修理を重ねて長く使いたいのであれば、最低この価格帯からでしょう。

 

これから、きちんと本格的にバイオリンを始めたいのであればこの価格帯が適しています。

 

50万〜70万のバイオリン

50万円以上出すと、1800年代のヨーロッパの古い楽器、作りの良い日本人の新作楽器などがあります。
コンサートで弾いても大きく響くような、豊かな音色と音量が出始めます。

 

70万以上のバイオリン

70万円以上出すと、大量生産品ではなく、個人制作家の楽器が出て来ます。

 

ヨーロッパ製(フランス、ドイツ)のオールド楽器、タリアの若手の職人が制作した新作楽器があります。

 

150万以上のバイオリン

150万以上出すと熟練の手による良質な新作のイタリアンがあります。
鑑定書のついた楽器もあります。

 

 

バイオリンを購入する際の参考チェック項目10選!

 

初めてバイオリンを購入する際は以下の項目をチェックしましょう。

 

見た目は好きか?
好みの音か?
音量は大きいか?
音の深みがあるか?
音の立ち上がりはいいか?
金属的な音はしていないか?
ビブラートの鳴り具合はいいか?
ニスがテカテカし過ぎてないか?
弾きやすいか?
雑音がないか?

 

以上の項目でYesが多いほど、良い楽器と言えます。

 

色々とチェック項目を書きましたけど、一番はやっぱり、
音が好きかどうかで選ぶと良いと思います。(*^_^*)

 

 

バイオリン購入のオススメは?

 

私は最初にバイオリンを購入する場合、30万前後の楽器が良いと思います。

 

その価格帯からバイオリンの音色が出て来ますから。
ある程度、弾けるようになると

 

「こういう音の出る楽器が欲しい!」

 

という事にもなるかもしれませんね。

 

高い買い物ですから、焦って買う必要はありません。何件か見て歩くのも良いですし、

 

お店に録音テープなど持って行って、家で落ち着いて聞いてみたり。

 

お店の人にお願いして、1週間だけ借りて、バイオリンの先生にも選んでもらったり。

 

自分の納得のいく、良いバイオリンに出会えると良いですね!

 

お店での値下げ交渉はダメもとでもしてみる。

 

大手楽器店などでは、稀に、バイオリンの値下げ交渉をしてくれる場合がありますよ。

 

例えば、

 

「これ以上、この楽器は安くならないんですか?」

 

「弓とバイオリン、セットで購入する場合は、割引になりますか?」

 

「ケースは付けて頂けますか?」

 

など、ダメもとでも良いので、お店の人に聞いてみるのも良いでしょう。

 

聞いてみるだけなら、タダですからね♪

 

私は、2〜3件くらい値下げ交渉をした事があります。
値下げ交渉をして、数千円、楽器の値段が下がりました。

 

お店の人に嫌われないように、

 

常識の範囲内でバイオリンの値下げ交渉をすると良いと思います。(*^_^*)

 

楽器にまつわること

私の桐朋音楽大学時代の友人の言葉ですが、
・フランス製の楽器は、色気がある感じ
・ドイツ製の楽器は、まじめな音がする感じ
・イタリア製の楽器は、良い音だけど気分屋な感じ
と言ってて、最初は

 

「何を言っているんだろう。」

 

と思いましたが、私は、なかなか合っているような気がしてきました。

 

余談ですが200万円以上の高い新作楽器になると、同じ楽器なのに製作者が有名になったからと、
前の年よりバイオリンが50万円ほど高くなったという事がありました。

 

そうなってくると、楽器の値段はあってないようなものなのでは?と思ったことがあります。
たった1年で値段が変わるなんて。奥が深いです。

 

私の経験上は100万円以内でしたら、よっぽどの外れでではない限り
値段相応な楽器が多いと思います。

 

100万円以下でも高い買い物というのは変わらないので
慎重に楽器を選びましょう。

 

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