バイオリンコラム

必見!オーケストラでの弓順、指使いの仕方!バイオリン

バイオリン オーケストラで弾くときの弓順、指使いの仕方
バイオリンパート譜を、プロのオーケストラ団員さんが弾いています。
ぜひ参考にしてください。

 

 

オーケストラで弾く指番号

ソロバイオリンだと、第1ポジション、第3ポジション第5ポジションを多く使います。
ですが、オーケストラ曲を弾く場合、第2ポジション、第4ポジション第6ポジションを多く使います。
移弦が少なく、かつ音楽的な指番号で弾けます。

 

指番号は、移弦の少ない指番号が、
オーケストラ曲を弾くときに楽に弾けるので指番号を考えるのは、とっても大事になってきます。
状況にもよりますが、
E線の0の音→音がきついのであまり使われません。
ピアノの強弱記号の時→音を柔らかく出すために第一ポジションではあまり弾かれません。

 

弓使い、弓順

 

基本的には1stバイオリンはコンサートマスターと同じ弓順、弓の幅で弾きます。

 

2stバイオリンはセカンドのトップと同じ指番号、弓順、弓の幅で弾きましょう。

 

状況によりますが、基本的には
フォルテの強弱記号で大きい音を出すときは、元弓から。
ピアノの強弱記号で小さい音を出すときは先弓です。

 

オーケストラの中での弾き方

 

音を際立たせすぎないで弾きます。
固い音、目立つような特徴的な音ではなく、やさしい音で、自然な音色で弾いた方が、
オーケストラ全体の音の馴染みが良くなります。

 

私はオーケストラの中で弾くときは、エヴァピラッチの弦で弾かないですね。
エヴァピラッチは音の力が強く、音が素早い立ち上がります。
ソロバイオリンの時は非常に良い弦です。
しかし、プロオーケストラの中では馴染みが悪く、あまり使われないないと思います。

 

呼吸が大事

楽章が始まる前は もちろんの事、
休符のあとや、長い休みの後にも呼吸をします。
呼吸をすることで、よりリズム感よく弾けるし、休符を感じることが出来るし、
隣や、後ろに座っている人もその呼吸に合わせて弾くことが出来るので、
よりオーケストラ全体での完成度も高まり弾きやすくなります。

 

常に心の中でカウントする。

 

慣れないうちは足の指などで常にカウントします。
私はソロでバイオリンを弾くときは、オーケストラの中で弾くときより全然カウントしていないです。

 

他にもいろいろ

 

 

座る位置は、指揮者の見える位置、コンサートマスターや、セカンドバイオリンはトップの人のよく見える位置に座ります。

 

強弱記号がピアノの時は
隣の人のバイオリンの音が聞こえるくらい小さい音を出すように意識すると、
オーケストラ全体がピアノの音になる。

 

フレーズの終わりは小さく弾く。

 

オーケストラの曲も、しっかりと勉強すればするほど、練習すればするほど面白いです。

 

特に、指番号を工夫したり、プロオケの人に教えてもらうと
とっても弾きやすく音楽的な演奏で弾けるようになります♪

 

 

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