バイオリンの姿勢を見直そう

一弓スタッカート、スラースタッカートの弾き方(バイオリン)

一弓スタッカートとは、

 

弓を返さずに、一弓で連続してスタッカートをスラーにする技法です。

 

ワンボウスタッカート、アップボウスタッカート、ダウンボウスタッカート、スラースタッカートなどと呼ばれていますね(*^-^*)
結構難しい右手の奏法の1つです。

 

下の動画では、ツィゴネルワイゼンの一弓スタッカートで弾く部分をピックアップして
どう弾けばいいのか、詳しく公開しています。

 

 

弓を横に動かすのではなくて、縦に動かすイメージで弾く。

 

一弓スタッカートは、弓に圧力をかけて、弓幅をあまり使わないで弾きます。
「弓をひっかける!」イメージです。

 

工事現場で見かける、ランマのように「ズダダダダダダ」と弾きます。
つまり、柔らかく軽く弾くのではなく、固く重めに弓を当てて練習しましょう。

 

手首も柔らかく上下に動かすと、弓がフラついてしまいます。

 

・1つのスタッカートの音を弾いたら、右手は止める。→次の音のスタッカートを弾く。の繰り返しです。

 

スピード感のある一弓スタッカートを弾く時は、あまり手首を動かしすぎないようにしましょう。

 

出来たら、弓幅を狭くする。

 

必ず、短い弓幅で練習しましょう。

 

アップボウでスラースタッカートするときは、真ん中より少し先の部分から練習をスタートしてくださいね。

 

分かりやすく、ここからここまで!っと弓にシールなど貼って印をつけてもいいですね♪

 

ほぼ同じ場所で弾く練習をします。

 

なぜかと言うと、弓を同じ場所で引っ掛ける練習をする為です。

 

アップで音を弾いたら少しダウンを弾いて戻しながら弾く。

 

ほぼ同じ場所で弾くために、
アップで音を弾いたら少しダウンを弾いて、戻しながら弾きましょう。

 

ただしダウンの音は聞こえない様にするために、ダウンの時は弓の圧力を抜いて弾きましょう。

 

ダウンの戻しを少しずつ少なくしていく。

 

ポイント3ができたら、今度は、見ている人に分からないくらい、ダウンの戻しを少なくしていきます。

 

1つ1つの音を一ミリずつ最小限に弓を動かしながら、横に弾ければ良いでしょう。

 

ハイフェッツの演奏もチェック(^^)v

 

 

 

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ただ、軽い分、弓が弦に乗りにくいです。
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